エクスプロッシャーの汎用型構成です。
エクスプロッシャーは遠距離から広範囲を塗れる重量級ブキですが、欠点としてインク効率の悪さ、連射力の低さ、機動力の低さがあります。
また一発は直撃90爆風35と高火力であるものの、チャージャーなどと比べて一撃必殺ではないので、DPSは最低クラスです。
敵に接近されたときの対応力、逃走性能も問題点として挙がります。
この構成では、それらを前提として、できる限り実数値を出しています。
相手インク影響軽減0,2+相手インク影響軽減0,1
エクスプロッシャーは遠距離ブキで天敵となるのはチャージャーですが、事故率で一番多いのがボムによるデスです。
そのためクイックボム、タンサンボムの爆風ダメージ(35ダメージ)を3発耐え、スリップダメージの発生を遅らせ追撃から逃げやすくします。
スーパージャンプ時間短縮0,1
基本は敵に接近されないような立ち回りが求められますが、ジェットパックやウルトラショットなどで逃げ場のない場所に追い詰められたときはリスポーン地点へスーパージャンプで戻るのが安全です。
待機時間が0,0のとき81Fから0,1で58F、0,2で50Fと大幅に短縮するので、0,1だけでも積むとよいでしょう。
イカダッシュ速度アップ1.0
敵に接近されたときの逃走用です。
軽量ブキのイカ速度は、0.0で2.016(DU/f)です。
重量となるエクスプロッシャーは、イカ速1.0で2.042(DU/f)となり、ほぼ軽量ブキのイカ速と同速になります。
インク効率アップ(メイン)2,2
メインのインク効率は、0,0で8発です。0,2で9発、1,1で10発、1.3で11発、2.2で12発となります。
インク回復力アップ0.3
インク効率を底上げしてさらに継戦力を上げるためにインク回復力を採用しています。
ゼロから満タンに回復するまで0.0のときは180f(3.00秒)、0.3で162F(2.7秒)まで短縮します。
わずか0.3秒の短縮ですが試合中にインク回復を繰り返し挟むことを考えると、累計した時間節約の恩恵は大きいです。
もし回復力がいらないと思うのであれば他のギアパワーを考えてみてもよいでしょう。
他ギアパワー考察
ヒト移動速度アップ
エクスプロッシャーは高台の金網やガラス天井など、イカになれない場所に陣取ることも多いので有用です。
軽量ブキのヒト速度は、0.0で1.040(DU/f)、重量となるエクスプロッシャーは、0.2で0.985(DU/f)、0,3で1.034(DU/f)と軽量とほぼ同速になるので有力候補です。
インク効率アップ(サブ)、サブ性能アップ
サブの活用を考えるとき、ポイントセンサーは0.0ですでに45%で連投可能なのでインク効率アップ(サブ) は必要ないと思います。
サブ性能アップは射程距離と表示時間が伸びるのでアリですが、どこからどこまで飛ばしたいかマップによって調整しましょう。
ポイントセンサーは一定時間その場に残り、触れるだけでも効果が発生するので牽制目的であればそこまで必須ではありません。
スペシャル性能アップ
スペシャル増加量アップ
逆境強化
塗りやすくゲージ増加量も元々よいです。しかし他のスペシャルと比較するとアメフラシは決定力に不足します、スペシャルを高回転させて立ち回るブキではないので不要でしょう。
復活時間短縮
スペシャル減少量ダウン
カムバック
遠距離からの塗り、キルアシストを基本とするので、キルされてしまうとしたら位置取りが問題です。
デスを前提としたギアパワーはブキの立ち回りと矛盾します。
リスク回避とすれば、スーパージャンプ時間短縮や速度アップが優先です。
ラストスパート
エクスプロッシャーは塗り性能が高いため、最後の30秒の逆転の可能性を作ります。とくにバンカラマッチのガチエリアでは非常に恩恵が大きいです。ただしインク効率アップ(メイン+サブ)、インク回復力アップがサブ8個分なのでオーバーパワーになりがち、ガチエリア専用の構成が別で組めると思います。
サーマルインク
メインの攻撃範囲は広いものの、爆風では発動しないため直撃弾を当てる必要が生じます。
相手の位置を特定するのであればサブでポイントセンサーがあるため、優先度は低いです。
復活ペナルティアップ
立ち回り的にデスが少ないためデメリットが少ない、味方のアシストが役割なためにキルの機会はそこそこありますが、アシストでは発動しないために優先度は少し低めです。
イカニンジャ
ステルスジャンプ
相手に狙われたときは隠れて動き回ることよりも、迅速に撤退できることが優先のため、イカ速が落ちてしまうイカニンジャは不要でしょう。
また敵に狙われるような前線にスーパージャンプするのも立ち回りと矛盾するのでステルスジャンプも不要です。