はじめに
現環境でのハイドラントカスタムのギア構成です。
非常に扱いが難しい武器なため、解説を読んでいただけると嬉しいです。
ハイドラントカスタムについて
スピナー種で最長の射程を誇る武器です。
その射程はスプラチャージャーに迫るほど。
加えてフルチャージ時なら3発で倒せることから、スパッタリーより早いキルタイムを出すことができます。
その代わりに機動性やインク効率が悪く、塗り性能も低いです。
フルチャージに達するまでの時間も2.5秒と長いため、運用の際はこの長い時間をどう誤魔化すかがポイントとなってきます。
この武器は、自分より射程が短い武器に対しては非常に強いですが、自分より射程が長い武器に対しては非常に弱いです。
現環境ではリッター4Kなどのハイドラントより射程が長い武器が蔓延っているため、チャージ中や射撃中に射程外から抜かれることが結構あります。
そういった後衛武器に対しても勝てるようにするためには相手が狙いにくくなるように前線に出ると効果的です。
前に出る理由としてはこの武器がルール関与がしづらいという問題があるからです。
塗りが弱くてエリア塗りがしづらい、機動力が低くてホコやアサリの前線上げに参加しづらいなどなど…
ルール関与しづらい以上、ハイカスに求められているのは絶え間ないキルです。
圧倒的射程とキルタイムで相手を抑え続けるのです。
しかし、キルを取るためには前に出ないといけません。
これが今のハイドラントカスタムに求められる動きだと思います。
短射程武器からしたらハイドラントのキルタイムと射程はかなり脅威なため、ヘイトも溜まりやすく相手の動きを操作しやすいです。
この武器は短射程武器の天敵であるトラップとインクアーマーを備えています。
トラップを引っ掛けられたら相手の位置が分かるためそれだけでローラーやボールドマーカーなどは機能停止させられます。
またインクアーマーである程度詰め寄られても相手を倒せるだけのチャージができるため、立ち回りを誤魔化せます。
一見、長いチャージ時間のせいで前線に行きづらいようにも見えますが、チャージャーと違って半チャージによる返り討ちが可能なため今の環境でチャージャー相手に勝つためにはここで差別化をしていかなければならないと考えられます。
半チャージの1発のダメージは32ダメージなので、インクアーマーを1発で剥がせるのも嬉しいポイントですね。
また、先程説明した後衛武器に狙われにくくするために前に出るというのはスプラ2のステージの特徴のことを指します。
スプラのステージって基本スタート地点の方が高い位置にありますよね。
つまり、床下に潜伏できる箇所が多く、チャージャーの射線が通りにくいところでチャージがしやすいということです。
よくシューターやローラー持っている時も前に出て一段高くなっている所の下に潜伏しますよね。
それと同じ要領です。
ギアについて
ヒト移動速度アップ 2.3
イカダッシュ速度アップ 1.0
相手インク影響軽減 0.3
スーパージャンプ時間短縮 0.2
爆風ダメージ軽減・改 0.1
ギア解説
- ヒト移動速度アップ
スピナーの彼女ギアです。
ハイドラ系統はヒト状態の時間がスピナーの中でも特に長いため、ヒト状態での立ち回りを強化するためには採用するべきだと思います。
- イカダッシュ速度アップ
このギアも鈍重なハイドラの立ち回りを強化するために採用しました。
ハイドラントカスタムは重量級武器に属しているため、素でイカ速度が遅いです。
そのためイカ速無積みだと逃げ遅れることが増えます。
その遅い分をカバーする意味でも採用しました。
- 相手インク影響軽減
ヒト状態での機動力を落とさないように採用しました。
ハイドラは足元塗りが非常に苦手な武器なため、相手インクを踏むことが多いです。
金網が多かったり塗れない地面が多いステージなどもあるため、積む量は好みでどうぞ。
結局足元塗り性能が悲しいので最低でも0.2は積んだ方が良いと思います。
- スーパージャンプ時間短縮
先ほどから述べているように前線に出る動きが大事だと考えてはいますが、どう頑張っても無理な時は無理なので、緊急離脱用に採用しました。
無理せず無理を通すことをしたい為、前線に出るときはタイミングの見極めが大事ですね。
相手が3落ちしたくらいで前に出ると良いです。
スタート地点に直接戻るよりは一歩退いた位置にいる味方に飛んでも良いです。
要練習。
- 爆風ダメージ軽減・改
機動力が低いため、爆風ダメージを食らう機会が多いです。
爆風でやられるのはちょっと勿体無いのであらゆる確殺爆風コンボを消せる0.1採用です。
一応インクアーマー持ちの武器でもあるため、アーマーが剥がれにくくなるようにする意図もあります。
まとめ
イカがでしたか。
現環境でのハイドラントカスタムは前に出ることが大事だと思います。
全盛期のクーゲルシュライバーみたいな動きをイメージしてみると分かりやすいかもしれません。
味方のライン上げに賛同しづらい武器ですが、仮に前に出られると無双体制に入りやすいです。
塗れない武器こそキルとってなんぼです。
難しい武器ですが、使ってみてはイカがでしょうか。