ギア解説
- メイン効率1,1(13)
オフロは基本的に弾をばら撒いて事故らせるのがキルソースであり、また、エリア管理で息切れさせない、盾を置いた後に振られる数が増えるなど、様々なことを吟味すると、この量が最適なバランスかと思います。
※オーバーフロッシャーのメイン効率調整目安
ギア量 | 弾数 |
---|---|
0,1(3) | 12+1発 |
0,3(9) | 12+2発 |
1,1(13) | 12+3発(ここからサブ後に5+1発) |
0,6(18) | 12+4発 |
1,4(22) | 12+5発 |
0,9(27) | 12+6発 |
1,7(31) | 12+7発(ここからサブ後に5+2発) |
- サーマルインク1,0(10)
他のブキと違い、直撃など特定条件は不要で、何バウンドしようが跳弾しようが1粒でもカスれば作動します。
情報アド、曲射や跳弾で壁裏に逃げられた時の追い討ちや炙り出しにも利用できるため非常に相性が良いです。
- 対物攻撃力アップ1,0(10)
現環境はL3リールガンが流行っているため、このギア構成はホコ向けでなくエリア向けですが、対スフィアを意識で積んでおります。
また、ついでにバブルランチャー破壊にも効果的であり
こちらのアメフラシにも対物が乗るため、敵のスペシャル吐き確認→雨を流し対物火力バフ、アーマー剥がしやスプリンクラーやビーコンなどのオブジェクト破壊にも活きます。特に雨下でのスフィア破壊は相手もよく起爆タイミングを間違えるくらい早く破壊できます。
※備考
スロッシャーの対スフィア補正1.0倍
対物の対スフィア補正1.3倍
イカスフィア耐久 | 400(スペ性なし) |
---|---|
対物なし | 4振り14発目(420ダメ)で破壊 |
対物あり | 3振り11発目(429ダメ)で破壊 |
- メイン性能0,3(9)
メイン性能のオフロに対する効果はメインの塗り能力アップになり、エリア管理に強くなる、塗り強化でスペシャル増加量アップも兼ねる、対面で敵の足元を奪いやすくなる等恩恵があります。
- インク回復0,2(6)
エリア管理での息切れを緩和。また、v4.8.0にてスプラシールドの展開が5F早くなったため、シールドを積極的に使う目的で積んでます。オフロの対面性能の弱さをカバーし、環境に多いキャンピングシェルターのパージを相殺させるテクニックもあるため多用する場面が多いかと。
- イカ速0,2(6)
メインの弾速が遅く、フルヒットが安定しない対面が弱いオフロはスプラッシュシールドの利用が生命線になります。
盾内に逃げ込んだり、盾の表裏を維持するのにイカ速があると良いです。
- ジャンプ短縮0,1(3)
コスパギア枠です。中衛として懸命さが必要なためジャンプ短縮が良いかと思います。
このギア構成での立ち回り(長文注意)
まず、ガチエリアのルールをおさらいします。「ガチエリアを確保し、守りぬき、100カウント経過orカウントリードしてタイムアップ」でしたね。
その上でオーバーフロッシャーがどう貢献できるか考えます。
- エリア確保(打開)
エリアの確保はチームの総合塗り能力で塗り勝つことですが、そのための手段は- 単純な塗り勝ち
- 相手をキルして塗り能力を削ぐ
なわけですが、オフロは弾が遅くて能動的にキルを取ることが不得手です。なので、まず塗り勝つことを目指しましょう。幸い、メインのそこそこの塗り能力・塗り射程を持つため、弾幕で圧をかけつつ比較的安全にエリア塗りを行えますし、スプラッシュシールドで強引に前に出たり、相手のエリア塗りを直接妨害したりでき、スペシャルのアメフラシは塗りと打開に優秀な性能があるため、局所的な塗り合いはなかなかの能力があります。
ですが、そんなものは人数が五分であったり、相手チームよりこちらの塗り能力がある前提でしか通用しない話です。塗り軸に固執して相手にスペシャルゲージを献上するだけになってはいけません。せいぜい人数五分なときや、スペシャルを持ってる時に1人程度なら誤魔化せますが、2:4などになったらまず勝てないので、キル軸にすぐに切り替えましょう。
能動的なキルは不得手なため、味方と行動し、協力してキルを取ることを心掛けます。良くも悪くも特徴的な弾であるオフロはたった一振りしただけでおおよその位置、ブキ種がバレてしまうため、裏取りや単独行動を苦手とするからです。
能動的なキルが不得手なオフロですが、アメフラシを持ってる状態なら、それがかなり緩和されます。広範囲にスリップダメージを与えるアメフラシによってメインの“事故率”が上がるからです。雨そのものの敵を退かす能力、曲射や跳弾で遮蔽物越しにも弾をばら撒けるメインの相性は抜群です。
まとめると、スペシャルを溜めてチャンスを伺い、味方と行動し、能動的なキルを取り、少しでも有利になったら塗り合い能力で強引にエリアを確保するといったところでしょうか
- エリアの守備(抑え)
抑えの場面こそいよいよこのブキの本領発揮です。メインは能動的キルは苦手なものの、受動的キルにおいてウザさを存分に発揮できますし、サブのスプラシールドも通路封鎖やエリア防御など妨害に長けており、スペシャルの持続性も相手の打開遅延に優れています。
エリアを確保したら、エリアよりやや前の強ポジに盾をぶっ刺して強引に居座り、相手の打開の突破口に弾幕をばら撒いて嫌がらせしましょう、打開を焦って事故死してくれたらしめたものです。ついでにスペシャルを溜めておき、メインサブで延々と嫌がらせしてカウントを稼ぎます。
嫌がらせしつつも、冷静に両軍の生存状況やSPをこまめにチェックし、人数不利になったり、相手のエリア確保に強力な打開SP(バブルランチャー、アメフラシ、ボムピッチャーなど)の溜まり、使用に合わせてこちらのアメフラシを吐きます。少しずつ後退しつつも盾置きと弾幕でギリギリまで嫌がらせして敵打開を遅延させます。
- 大詰め
ノックアウトがいけそうだったり、リード状況で試合終了を迎えられそうになったら、詰めを意識します。アメフラシを溜めておき、カウントが残り15カウント、もしくはカウントリード状況で残り試合時間10秒の時に、エリアにスプラシールドを置き、エリアにより長く滞留できるようにアメフラシを流せばだいたいそのまま逃げ切られます。