【超長文解説】クーゲルのギア考察&クーゲルとアクション強化の相性について

Sponsored Links

説明・考察

始めに

 ご視聴ありがとうございます。
今回は、クーゲルシュライバーのギア構成と新ギアのアクション強化との相性について解説します。クーゲルを愛用されている方はもちろん、クーゲルを使いたいけれどギアがわからないという方や、なぜクーゲルのアクション強化が強いと騒がれているか理由を知りたい方はぜひ最後までご視聴ください。

*今回の考察で「ギア」と書かれているものは「ギアパワー」のことを指しています。また、ギアパワーは全て3.9表記です。

クーゲルのギア構成

*ブキ本体の解説、スプラ2からの変更点などは省略します。

・ヒト移動速度アップ
 言わずと知れたスピナー必須ギアその1。スピナー系のブキは他ブキに比べて圧倒的にヒト状態で立ち回ることが多く、クーゲルも例に漏れずチャージ、射撃等は全てヒト状態で行います。クーゲルは他スピナーに比べてヒト速の効果量が少ないですが、最低でも1.3以上は欲しいです。今回は2.3積んでいます。

・相手インク影響軽減(安全靴)
 言わずと知れたスピナー必須ギアその2。相手インクによるダメージ軽減に、相手インク上での移動速度が上がります。クーゲルはチャージ中や短射程モードのヒト速が速く、足元塗りの発生が遅いため、相手インクの上でも持ち前の起動力を発揮するために必要不可欠です。0.2~1.0ほど積みましょう。

・イカ移動速度アップ
 上記2つのギアに比べると優先度は落ちますが、とりあえず積んで損することは100%ないギアです。クーゲルは同系統のバレルスピナーやハイドラントと比べて、イカ状態で立ち回ることが割と多いと思うので0.1~1.0ほど積むことをおすすめします。

・スーパージャンプ時間短縮
 0.1積むだけで効果が目に見えてわかります。スプラをある程度やりこんでいたらスパ短0.1の強さは理解していると思うので詳しい説明は省略します。

・アクション強化
 スプラ3から新しく登場したギアで、今回最も解説したいギアです。個人的にはヒト速、安全靴と並んでクーゲルには必要不可欠なギアだと思います。積む量ですが、0.2は必須であると考えています。しかし多すぎても効果は薄いので0.2~1.0くらいの間で調整するのがおすすめです。また、このアクション強化は「ジャンプ撃ちの弾ブレを軽減する」効果のみで考えた場合、全ブキ中クーゲルと最も相性が良いギアだと考えています。その理由をこれから解説していきます。

クーゲルとアクション強化の相性が良い理由

*アクション強化のギア効果自体についての詳しい解説は省略します。

クーゲル 1°  4°  
バレル  3.5° 7°  
ハイドラ 3°  6°  

 上記の数字はは左から順に地上撃ちの弾ブレジャンプ撃ちの弾ブレ、となっています。
 まず、ジャンプ撃ちの弾ブレの数値に注目すると、一見クーゲルは「ジャンプ撃ちでも4°しか弾がブレないのか」と感じる方も多いと思いますが、地上撃ちの弾ブレからの倍率で考えるとバレルとハイドラが地上撃ち→ジャンプ撃ちの弾ブレ倍率が2倍なのに対し、クーゲルは4倍になっているのがわかると思います。バレルやハイドラに限らず、他のシューターやマニューバー、ブラスターなどはジャンプ撃ちの弾ブレは、地上撃ちの弾ブレの2倍に設定されていることがほとんどです。しかしこのクーゲルシュライバーというブキは唯一ジャンプ撃ちの弾ブレが地上撃ちの4倍に設定されているのです。

つまりクーゲルは「ジャンプ撃ちの弾ブレ倍率が全ブキ中トップである」ということと、「地上撃ちでの精度はトップクラスである」という2つの特性を持ち合わせている唯一のブキです。

 そしてアクション強化の効果ですが、「ジャンプ撃ちの弾ブレのみ」軽減されるという効果です。前作のメイン性能アップのように地上撃ちの弾ブレを軽減する効果はありません。
 つまり全ブキでギア1つ分のアクション強化の「ジャンプ撃ちの弾ブレ軽減」という効果量が同じだと仮定した場合、純粋にジャンプ撃ちの弾ブレ倍率が大きければ大きいほどアクション強化1つあたりの効果量大きくなるということです。
*意味が分からない人のために一番下に補足として例を載せておきます。

 ここまでの説明がある程度理解できた方はなぜクーゲルとアクション強化の相性が全ブキ中最高か理解できたと思います。 実際にクーゲルにアクション強化のギアを0.3積むだけで目測ですが、ジャンプ撃ちの弾ブレが2°~2.5°程度まで軽減されています
(*あくまで目測ですが、0.3積みで2.0°~2.5°くらいかと思います。ハイドラの地上撃ちよりブレが少ないことは自身の検証で確認済みです。本来は画像を載せるつもりでしたが、どうやっても出来なかったので断念しました。申し訳ございません。)

「クーゲルはジャンプ撃ちでもバレルやハイドラの地上撃ちより高い精度で弾を撃てる」と言えばクーゲルにアクション強化を0.3積む強さがわかると思います。

最後に

 ここまでご視聴して下さった方、ありがとうございました。論理的に長々と文を書いていましたが、この考察で少しでも知識が増えたり、クーゲルに興味をもっていただけたら幸いです。
 今回のギア構成はかなりメインでの戦闘を重視しているのでサブスぺをもっと活かしたいならば、ヒト速、イカ速、アクション強化あたりを少し削って、スペシャル性能アップやインク系のギアをつけるのも良いかと思います。

どういう意味かわからない方のための補足

 クーゲルのジャンプ撃ちの弾ブレ倍率が40、バレルのジャンプ撃ちの弾ブレ倍率が20であると仮定し、更にアクション強化のギアはメインギア1個分で全ブキのジャンプ撃ちの弾ブレ倍率10%減であると仮定した場合、40の10%減は、36になり、20の10%減は18になる。ここで数字の減り具合に着目すると、40から減って36になっているのと20から減って18になっていることがわかる。このの差が「アクション強化1つあたりの効果量の差」である。

  • 投稿日:
  • 更新日:
Algol

みんなのコメント

インクリング