オクタシューターと並んでお気に入りのブキ、ノーチラスのギアを載せてみました ギア作りの参考にしていただければ幸いです また、このギアは47と79どちらの武器でも使えます 見た目はタイトルの通りチョイ悪っぽいテイストになっております 特にガールとの親和性が良い感じ 別にボーイが着ても全然構わないのですが……
メインの性能
この武器は他のスピナーと比べ独自の要素がかなり多く、既存のスピナーの立ち回りでは他種の劣化になります 以下にその性能を載せておきます
再チャージ
射撃中にZRを押す事で射撃を中断し、継ぎ足すようにチャージできます ノーチラスの射撃継続時間が短いという弱点を補う事が出来ます この機能自体は同期のクーゲルも搭載していますが、あちらとの違いは射撃時間による性能の変化がない事です
クーゲルで遠くの敵を攻撃する際はあらかじめ短射程モードを経由する必要がありますが、ノーチラスにはその必要がありません チャージさえしていればすぐにフル性能を発揮できます
弾速
スピナーという武器種には初速ランダムという仕様があり、初速の弾が手前で落ちたり、逆に奥にバラついたりとムラがあるせいで実際の有効射程がやや短いのですが、この武器はその影響が少なくムラが無いです また、弾速が他のスピナーより速く、通常なら射程端に到達するまでに11F掛かるのですが、この武器なら7Fで到達できます この性能のおかげで相手を逃がさずに倒しやすいです
拡散
この武器の拡散値は3.31°であり、大体バレルとハイドラの中間辺りです 流石にクーゲルの長射程モード(1°)には敵いませんがノーチラスは唯一ジャンプ撃ちをしても射撃精度が殆ど落ちないという強みがあります 主な役割対象であるシューターやマニューバーとの撃ち合いで有位に立てる他、後述するチャージキープを活かした動きにおいても重要な働きがある機能です
チャージキープ
スピナー種で唯一の特権であり、再チャージと並んでこの武器を使いこなすにあたって重要な要素となる機能です チャージしながらイカ状態になる事で溜めた分を保持しながら動く事ができます 半チャージもキープ可能なため、各種細かい仕事にも手を付けやすいです ただし、
- 射撃中にイカ状態になるとキープはできない
- キープ中はインクが回復しない
という点に注意しましょう
特に後者は弱点でもある塗りの弱さの要因のひとつにもなっているのでインク管理には気を付けましょう
ヒト速
武器名 | チャ-ジ中ヒト速 | 射撃時ヒト速 | ヒト速ギア倍率 |
---|---|---|---|
ノーチラス | 0.40 | 0.70 | 1.3倍 |
バレル | 0.62 | 0.70 | 1.35倍 |
スプスピ | 0.72 | 0.86 | 1.4倍 |
ハイドラ | 0.40 | 0.60 | 1.35倍 |
ク-ゲル(短) | 0.86 | 0.86 | 1.25倍 |
ク-ゲル(長) | 0.86 | 0.50 | 1.25倍 |
表を見ると、チャージ時はハイドラと同等クラスとかなり遅いですが射撃さえしてしまえばそれなりの速度になります クーゲルやスプスピのようにチャージの隙をヒト速で誤魔化す事ができず、かといってハイドラのように圧倒的な射程を持つ訳でも無いため対面でチャージする行為は危険です やはり重要になるのは再チャージとチャージキープでしょう
戦線に出て動く時は最低限でも弾数を確保し、チャージキープを活用できる範囲の塗りを行う事でこの武器の強みを活かしましょう
ノーチラス47のサブSP構成
サブ:ポイントセンサー
投げた地点の範囲内に入った敵にセンサーを付与します 塗り性能もキル性能もありませんが潜伏を炙り出したり、味方のSP(視認性の低いウルトラハンコやハイパープレッサー等)に合わせて相手にセンサーを付けたりとキルに繋がる動きを助けてくれます
攻めにおいての相性は良好なのですが、せっかく溜めたチャージを腐らせやすく、戦闘面での噛み合わせが悪いです なので、クリアリングは基本メインで行い、使う際は要所で慎重に使いましょう
SP:イカスフィア
耐久力のある球体の中に入り一定時間駆け回ります 発動終了時かZR長押しで爆発を起こします 攻撃にチャージという行為を挟む性質上他武器のようにコンボがし辛い上に後隙のカバーができないため、攻めの動作に向きません そのため、主な使い道は戦線からの脱出になります
ノーチラス79のサブSP構成
サブ:キューバンボム
あらゆる場所にくっ付くボムを投げます スプラッシュボムより起爆に時間はかかりますが、爆発範囲が広いです 爆風直撃は220ダメージ、遠距離爆風は30ダメージです
牽制はもちろんメインとサブの挟み討ち、敵の死角に投げての事故狙い等、幅広く使えるサブです
しかし、ノーチラス47という前例が示している通り、投げ物とスピナーの噛み合わせが悪く、この武器ではあまり頻繁に投げません その他の用途としては、SPを発動する際に接近拒否として置いたりと防御的な運用が多めになります
SP:ジェットパック
一定時間空中に飛び上がり、付属のランチャーで攻撃します このSPも47のスフィア同様後隙のカバーができませんが、サブとSPの相性自体は良く、どちらも敵高台に干渉できるほか定点防衛や通路の封鎖など、攻めの動作に向いています これは同じサブSP構成のラピデコやスクイクγにも言えます
ギアパワー考察
相手インク影響軽減
相手インクを踏んだ時のスリップダメージと速度減少が緩やかになります 足下塗りの頻度は多いのですがそれでも塗り性能は心許ないため、付ける事で歩き撃ちの安定性がより向上します また、環境に多いデュアルスイーパー種をはじめとした擬似確の対策にもなります
ノーチラスなら擬似デュアルにギリギリですがキルタイムと射程が勝っているため対抗はできます
が、塗り性能と機動力はあちらが優れているため相手に強みを押し付けられないよう注意しましょう
ヒト速
非射撃時と射撃時のヒト状態の移動速度が上がります チャージキープの存在や非射撃時の移動速度の関係でヒト速が遅いと思われがちですが、実は射撃時のヒト速はバレルと同等だったりします 厳密にはヒト速ギア倍率の関係でバレルの方が速いですがそれでも撃ち合いでは充分有用なギアといえます
ただ、この武器はジャンプ撃ちでも射撃精度が殆ど落ちないため、プレイスタイルによっては量を少なくしたりいっそヒト速ギアを切る選択肢もあります
イカ速
自インクでイカダッシュした際の移動速度が上がります チャージキープをより活かすための必須ギアです キープしたままジャンプで飛び出してそのまま射撃したりといった動きをよりスムーズに行えます ギア枠がカツカツだったとしてもサブギア1個分でも積むべきだと思います
メイン性能アップ
武器毎に様々な効果があり、この武器の場合は射撃継続時間が増えます 他スピナーの半チャージと違いチャージ量による弾性能の変化がないためノーチラスが得られる恩恵は大きく、単純に撃てる弾数が増える事から実質メイン効率アップの効果も含んでいるとも取れます ギア数が20を超えたあたりから効果が薄れてくるため他のギアとの兼ね合いも考えると10前後〜20あたりが適切です
ギア数 | 半チャ弾数 | フルチャ弾数 |
---|---|---|
0 | 13 | 27 |
3 | 14 | 28 |
6 | 14 | 29 |
9 | 14 | 30 |
10 | 15 | 30 |
12 | 15 | 31 |
18 | 15 | 32 |
爆減、ジャン短
ここはフリー枠となっています 武器種やプレイスタイルによってお好みでどうぞ 他のギア枠としては、
サブ性能アップ
サブ毎に様々な効果があります
47のポイントセンサーの場合は遠投距離とセンサーの効果時間の増加、
79のキューバンボムの場合は遠投距離の増加です
どちらも牽制能力が上がります
サブインク効率アップ
サブウェポンのインク消費量が減少します サブウェポン毎に消費量が設定されており、特定以上の量を積めば2連投(3連投)できるようになります
ポイントセンサーは39以上積む事で3連投、キューバンボムは35以上で2連投が可能になります しかし、わざわざノーチラスという武器種でサブを連投する意義は薄いため、他のギア枠を割いてまでこのギアを大量に積むかどうかはよく考えましょう
メインインク効率アップ
メインウェポンのインク消費量が減少します 燃費自体は良いのですが、わかばやZAP等のように撃ち合いと塗りを同時に行うのが難しいため、思いの外インクが枯渇しやすいです インク管理に慣れない方は採用する価値があるかもしれません
スペシャル性能アップ
SP毎に様々な効果があります
47のイカスフィアの場合は耐久力の上昇と遠爆風の範囲拡大、
79のジェットパックの場合は爆風の塗りとダメージ範囲の拡大、発動時間の微延長です
イカスフィアはより安全に戦線離脱できる他、爆風範囲の拡大によって自分や味方が取り逃した敵を倒したりと攻撃的な運用がしやすくなります
ジェットパックはより攻めの性能に磨きがかかります ジェットパックを使い慣れていない方にもお勧めです
まとめ
そこそこ長い射程と非常に高いキル性能を誇る武器です チャージキープができる範囲の塗りが無いと動けないのに肝心の塗り性能が低いといったジレンマはローラーやブラスターに近いものを感じさせます ピーキーではありますが、環境に多いデュアルに対抗可能な射程や優勢時における爆発力など光るモノはあります
何よりスピナー特有の「射撃とチャージのサイクル」に捉われないオンリーワンな性能、重厚でメタリックな見た目と渋いながらも確かな浪漫があります 信じて使い込めばノーチラスは凄まじいキル性能で応えてくれるでしょう
だいぶ長くなりましたが、最後まで読んでいただいてありがとうございました!