この構成でできること

・擬似確（インク踏み0.02秒以上）
・継戦能力がやや高い
・コスパギアによる耐久性の向上

概要

ノリタマとキイコンの組み合わせめっちゃイケてるんすよ…
その思いから何とかいい組み合わせはないかとゲソタウンやら注文やらで駆け回り、メイン効率に重点を置いた疑似確ギアを作りました。
直前でフレンドにぼこぼこにされたときに、その人がクアッド疑似確を使っていたところも製造の動機になりました。
製造した当時の自分のブキの使い方・好みの傾向から構成は『ワンオフ仕様（専用機）』的な側面が強くなっています。
が、後述の『換装』の構想により汎用性を意識したり他のブキでの転用を視野に入れているため、黄色と黒のツートンカラーを広く使っていけるようにしています。

見た目

それはもうかっこいいです（個人談）
インクがオレンジの場合にはアタマもノリタマ色になるので、統一感があります。
黄色と黒のツートンカラーが非常に良く映えます。

構成と使用感

・メイン性能：3.5（45）
今回のギア構成の主軸です。
クアッドのメイン性能効果は『威力の向上』で、特定の数を搭載することで『擬似確』を発動できます。
今回のギアも擬似確を実現させていますが、メイン性能ギアが0.1足りないためダメージが99.6で厳密には擬似確ではありません。
しかし、体感的にはほぼ変わらず擬似確として利用することができます。

擬似確は一般的には、メインのダメージを99.9になるように調整し、相手がインクに触れたことによるスリップダメージによって100.0以上にすることで事実上ヒット数が一つ少ない状態でキルを成立させるものとされています。
スプラトゥーンはゲームのフレーム単位でダメージが蓄積されていますが、多くの記事を見ると1フレームで0.3のダメージが入るというようにされています。この情報をベースにしてみると、99.6という数字は、相手がインクに2フレーム以上触れていた場合に擬似確が成立する…という計算になります。
「必要なフレーム数が倍になった」といえば大きな問題に感じますが、実のところこの1フレームというのは1/60秒であるといわれています。電卓をたたいてみると0.01666...秒、多めに見積もって約0.02秒としておきます。この秒数が倍になるので2フレームで0.04秒です。
このギアを作った最初の頃こそ「1フレームの差って大きいのかな？大丈夫かな…」と思ってましたが、実際に数字を見たりストップウォッチをポチポチしてみるとさほど大きな差には感じなくなり、加えていろんな聞いてみるともっと少ないメイン性能採用で擬似確を実装してみたけども使用感はそれほど変わらなかった、という意見も聞くことができたので大きな問題には感じなくなりました。
サブの枠を開けつつ使用感を大きく損なわない…という、結果的にはよいように落ち着いたなと思っています。

・メイン効率：0.2（6）
これは個人的に入れたいなという枠でメインインク効率を2つ搭載しています。クアッド自体それほどインク効率が悪いブキでもないので必要のない方は必要のない枠になります。
これを作った当時インクの使い方が荒いという自分の立ち回りに沿って擬似確からアレンジを加えて採用を行いました。『専用機』『ワンオフ仕様』だなんていうと非常に聞こえがいいです（）。
この構成によってクアッドでの戦闘の継続時間が若干向上しました。1対複数を相手取る場合や、なんか今日スライド使いまくってるなというときに利用します。特に前線で相手に囲まれた場合や、予想以上に白熱する戦いになったときにこの若干の戦闘継続時間の向上がとてもよく効いてきます。普通ならインク切れをして動けずに撃墜されて終わりとなるところをキッチリ戦いきれたという場面も多くありました。普段の戦闘からそうはならないといわれてしまえばそれまでですが、この『粘り強さ』が非常に気に入っています。

・安全靴・爆風軽減：各0.1（各3）
コスパギアたちです。スライドのためにインクを踏みやすくなることへの対策や爆風への耐久性能の付加によって継戦能力を補佐する形になります。
クアッドは一般的には2.9（47）の構成で擬似確を実装するのをよく見かけますが、こちらは3.6（48）を基準に構成しています。
これによってサブパワーで埋める必要があった部分をメイン1つに回すことができるため、コスパ系ギアパワーをつまみ食い感覚でいくつか採用できます。数字としてはやや多めになりますが、そこは減衰対策を…ということでどうかひとつ…（効果があるかはわかりませんが）。
なお、最初にメイン性能を3.5（45）採用で組んでしまった原因はメインギアパワー1つをサブパワー3個分と計上してしまったためによるチョイミスが原因だったりします（）。

換装設計

このギア構成、個人的な趣味により『アタマのギアの換装によって他のブキへの持ち替え』という面も含めて構成しています。
『のりたまコーデ』の由縁であるフクとクツをそのままに使用ブキや戦術に沿って換装を行うことで対応していきます。
これはフクとクツのギア開け時にメイン性能で埋まらなかったところをコスパギアで補ったりたまたま引けたために2.4になったことにより、いざ組み合わせてみると意外に汎用性があるな！？ということでやってみたお遊びです。個人的には気に入っています。

●メイン性能1.2、安全靴0.1
対応ブキ：クアッド系
クアッドの擬似確のフルパッケージ構成です。
メイン性能の項目で触れた擬似確が成立しないことへの未練回答となっています。
最初こそインク使いが荒く、効率の補正が必要ではありましたが最近になってそれらの搭載をせずとも運用が可能になってきました。それに伴いメイン効率をオミットする構成への換装をプランに加えました。
不足していたメイン性能の補充として0.1追加。残りのひと枠は安全靴を採用しました。こちらに関しても「擬似確への対策として安全靴0.1は若干心もとない」という他のプレイヤーさんから聞いた話への回答として反映しており、攻撃性能・耐久性能ともに向上を実現しています。
ブルーパーカー　擬似確クアッド構成が同じ構成でロールアウトしています。各詳細はそちらへ。

●イカ速1.2、安全靴0.1
対応ブキ：シャープマーカー系
移動速度の向上を取り入れたギア構成です。
構成の中にあるメイン性能は2.4で、この数字は余剰があるもののシャープマーカーの擬似確の成立の数字となります。
もともとキル速が早いシャープマーカーに威力を向上させることで攻撃性能を上げつつ、インクアーマーの対策や威力減衰への対策としています。
個人的には特にシャープマーカーネオに使用しています。サブ効率を採用するという案もありましたが、メインの使用感がよかったのはイカ速の方でした。せっかく擬似確にしたのだからとこっちが換装のメイン候補です。

●メイン効率1.2、安全靴0.1
対応ブキ：スプラマニューバー系
構想中の換装案です。
スプラマニューバー系ブキの擬似確に必要なメイン性能採用数をフクとクツだけで体位性できているので、ならばと着目したのがこの換装案です。
既に投稿しているマニューバーの擬似確ギアと比較するとメイン効率の採用数が減って運動性能が下がっている代りに耐久性が向上しています。

●メイン性能1.0、メイン効率0.3
対応ブキ：プライムシューター系
構想中の換装案です。
プライムの擬似確へのメイン性能ギアパワー必要数を換装先のギア1.0で補いつつ、射撃時のインクの枯渇への対策としてメイン効率を採用した構成です。