※この考察はVer4.5.0(2019/03/11)より前のものです。後日Ver4.5.0の調整に対応したものを投稿する予定です
こちらにVer4.5.0に合わせたギア構成を投稿しました
概要
エクスプロッシャーの性能を活かした立ち回りを素直にそのまま補強するようなギア構成です
これからエクスプロッシャーを使い始めようとしている方の叩き台の役割を目指しています
どのようにして立ち回るべきかという解説もしているので、これらを加味した上で自分なりのギア構成の調整を行ってもらえれば幸いです
立ち回り
ブキの特徴
エクスプロッシャーは、一振りの隙がとても大きい代わりにバレルスピナーやジェットスイーパー並みの射程と爆発による塗り性能が高い貫通弾が特徴です
その性能から射程の長さと塗りの強さを活かした支援をメインとする立ち回りがとても得意です
またスロッシャー共通の特徴である曲射も健在で、段差や壁を使って見えないところへの攻撃も強みです
ドデカいインク弾が見えないところから飛んでくるという圧力をかけることが可能というのがアイデンティティになります
逆に詰めてきた敵との近接戦闘や空中・網上に居る敵との戦闘は苦手です
射程の長さを活かす
エクスプロッシャーは大多数のブキに対して射程で勝っているので自分の射程を押し付けるように立ち回るととても強いです
特に着弾したあとの爆発の塗りが広いので1発目で相手の足場をしっかりと奪った後間髪入れずにもう1撃を叩き込むといった流れを意識したいです
ただし直撃を当てられないとキルを取るのにほぼほぼ3発要することになるため、その間に詰められてしまわないか・他の敵にカバーされないかを常に頭の片隅に入れておかなければなりません
とにかく一振りの隙が大きいのでなにか気配を感じたら無理はせずに下がって距離を保つというのを意識しましょう
その距離感を保ちやすくするためにも他の長射程ブキと同様に高台から撃ち下ろすような位置関係を取るのが基本です
しかし相手にハイドラントやスプラチャージャーなど自分よりもキル速度が早く射程も長いようなブキが居る場合は一振りの隙が大きいエクスプロッシャーは格好の的になります
そういった場合は障害物を上手く活用して後述の曲射を駆使して戦うようにしましょう
どちらかと言えば射程の長さを活かすというよりも常に射程を意識する立ち回りを心掛けなければならないブキです
塗りの強さを活かす
射程の項目でも触れた通り着弾したときの爆発の塗りがとても広いです
数発叩き込むだけでエリアのカウントが止まると言えばその恐ろしさが伝わりやすいと思います
特にエリアが2つに別れているようなステージでは、先にカウントを稼ぐことができれば片側のエリアにメインを叩き込んでいるだけで相手のカウントが一切進まないと言った時間稼ぎの戦術を取ることができます
キルを取ることに目が行きがちですが、こういったカウントのコントロールもガチマッチにおいてはとても重要な役割になるのでエクスプロッシャーを使うときは必ず意識しましょう
また、味方の前衛ブキが交戦中の場合にその味方の足元へメインを撃ち込んであげることで味方の足場の塗り状況を整えて撃ち合いに強くなるようサポートすることができます
もちろん届くのであれば敵のほうへ着弾するように撃ってもよいのですが、相手に弾を当てようとするあまり無理に前線に入っていって敵に追い込まれやすい場所に行ってしまうのは結局自分がやられてしまって本末転倒なので、前線に入っていくのではなくエクスプロッシャーとしての強ポジから届く範囲で味方のサポートをするという意識で挑むようにしましょう
曲射を活かす
ここまでで射程と塗りの活用について解説しましたが、エクスプロッシャーの最大の強みはこれらの強みを距離減衰無しの曲射で実現できるというところです
壁際から高台に向けて撃ち上げても、高台から下に撃ち下ろしても、障害物越しに撃ち入れても全て直撃55ダメージ、爆風35ダメージになるのです
この強みを活かすため、各ステージごとのメインが届く範囲は高台や障害物越しも含めてしっかりと把握しておきましょう
また、相手が通りやすい・潜伏待ちしやすい・居座りやすい場所というのを合わせて意識できるようになると先手が取れるようになり一方的に相手に対して圧力をかけるということが可能になります
「おそらくそこに居るだろう」という予測の元、相手を炙り出すような意識でメインを放り込んでいきましょう
これは特に相手が打開を仕掛けようとするときに効果を発揮します
打開を仕掛けるときはステージごとに必ず打開を通しやすいルートがいくつかあり、特別な作戦などがなければ成功の確率を上げるためにもそれらのルートを活用して打開を仕掛けることになります
予めエクスプロッシャーでそのルートのどこかに対してメインを着弾させておけば相手からすると「見られているのでこのルートからは打開できない」という心理状況を作ることができ、相手の打開ルートの選択肢を絞ることができるのです
打開を通しやすいルートは相手が防衛側に対して一方的に撃ち下ろせるような構造になっていることが多いのですが、エクスプロッシャーであればその高低差も射程の長さと曲射で吸収できてしまうのでこういった相手のコントロールがとてもしやすいのです
エクスプロッシャーを使うときは是非ともこの意識を持つようにして下さい
相手に詰め寄られたときの対処
射程の項目でも解説した通り詰め寄られないよう常に相手と距離を保つことが最優先です
理想を言えば相手に一切詰め寄られないように立ち回るといいたいところですが、どうしても相手の単射程ブキに詰められてしまうというケースは起きてしまいます
そういったときは相手と自分の間もしくは自分の足元に対してメインを叩きつけるようにしましょう
相手の単射程ブキはエクスプロッシャーに対しては距離を詰めれば勝てると思っているので全力で間合いを詰めてきます
なので詰めてくる相手にそのまま照準を合わせてしまうとメインが着弾したときには相手はもっと自分に近づいていることが多く、その一振りの隙の間に完全に詰め寄られて負けてしまいます
そこで相手が全力で間合いを詰めてくると予想して直接相手に照準を合わせるよりも手前側(自分と相手の間)にメインを叩き込むことによって相手はこちらのインクに突っ込んでくる(もしくは着弾地点に直撃しにくる)ことになるのです
もし相手が突っ込んでこなかったとしても自分のインクで防衛ラインを作ることができるのでそこで立て直しを図ることができます
またそのときに自分の足元近くに着弾するようにしておけば自分の足元塗りも確保できるので、1発入れてイカ移動で躱しつつもう1発入れるという行動が取れるようになります
エイムが甘い相手だとこれで相手の弾を避けつつ爆風を3発叩き込んで近接戦闘に勝つと言った芸当もできるようになります
しかしそこまでして近接戦闘に挑むのはやはり分が悪いので基本的には近寄らせない立ち回りを意識しましょう
網上・空中に居る敵への対処
着弾するまで当たり判定の狭い貫通弾では網上・空中に居る敵に2発連続で当てるのはかなり難しくそれを狙っている間に相手にやられてしまうことがほぼ確実です
非常に申し訳ありませんが、対面することを諦めて下さい
大人しく逃げましょう
スプリンクラーの活用
- 自分が下がるときに通る場所
- 相手が壊そうとするときにこちらに背を向けないといけないような場所
あたりを意識してスプリンクラーを投げてみてください
メインを使っているときは余計なインク消費をしたくないのでスプリンクラーは使わなくてよいです
自分がリスポーン地点から復帰するときや打開が完了して相手の複数人がデス状態にあるときなどのメインを使って圧力をかける意味があまりない状況のときに使いましょう
エクスプロッシャーカスタムについて
こちらにギア構成を載せています
ギアパワー
※表記は3,9(57)
スペシャル性能アップ
打開に強力なバブルランチャーの強化のために採用しています
今回の例では1,0(10)積んでいますが、他のギアパワーとの兼ね合いで枠が余るようであればスペシャル性能アップに更に充てるというのもよいでしょう
スペシャル増加量アップ
度重なる調整により必要ポイントが210ptと高くなってしまっているため、欲しいときに確実に貯まっていないといったことが起こりにくくなるように0,2(6)積んでいます
しかし、元の塗り性能の高さもあってそこまで露骨に貯まりにくいといった具合でもないので、スペシャルの使い所や貯まるスピードの把握ができるようになったら外してしまっても良いでしょう
イカダッシュ速度アップ
重量級ブキの扱いなため、0積み状態だとイカニンジャ採用時の中量級ブキと同等の遅さになってしまいます
エクスプロッシャーは重量級ブキの中でも特に間合い管理がシビアな部類になるため、最低でも0,1(3)は積んでおきたいです
今回は間合いを詰められてしまったときにも対処しやすいよう1,0(10)を採用しています
1,0(10)で軽量級ブキの0積みよりもちょっと速い程度まで速度が上がるので小回りが効きやすくなります
メイン性能アップ
エクスプロッシャーでは塗り性能がアップします
塗り性能が上がることによって副次的にスペシャル増加量アップの効果が見込めるだけでなく、弾の軌道部分の塗りが太くなることでイカ移動のしやすさも増します
1種類のギアパワー性能で複数の効果を受けられるのはとてもお得なのでエクスプロッシャーでは必須と言っても過言ではないでしょう
今回は塗り跡がしっかりとした線になる1,0(10)を採用していますが細かい検証はまだできていません
塗りポイントの変化量やスペシャルの貯まり具合を見つつ0,2(6)~2,0(20)くらいの範囲で調整してみてもよいかもしれません
インク効率アップ(メイン)
インク効率アップ(メイン) | 連続でメインを撃てる回数 |
---|---|
0,0(0) | 11 |
0,2(6) | 12 |
0,4(12) | 13 |
1,2(16) | 14 |
1,4(22) | 15 |
1,6(28) | 16 |
2,4(32) | 17 |
↑インク効率アップ(メイン)をどれだけ積めば連続でメインを撃てる回数が増えるかの対応表です
始めのうちはメインを撃ち込んでいたら途中でインク切れたという場面に結構遭遇するので、多めに積んでおいて慣れてきたら少しずつ減らしていくといった具合に調整していくと良いと思います
今回ではあと残り1発叩き込みたいという状況でインク切れにならないようお守り的な形で0,2(6)積んでいます
どのくらい積めばいいか分からないという方は0,4(12)もしくは1,2(16)くらい積んでみてください
エクスプロッシャーはヘイトを買いやすいので相手に邪魔されずずっとメインを撃ち続けている状況というのは実はあまり発生しません
もし沢山インク効率アップを積んでもインクが足りない場合は後ろに下がり過ぎて前線に関与できていないと思った方が良いでしょう
スーパージャンプ時間短縮
距離を詰められたときの緊急回避手段として活躍します
ただあまり小まめにリスポーンに帰ってしまうと相手に圧力をかける時間が減ってしまうので、事前に察知してイカ移動で下がるという動きを意識したいです
対物攻撃力アップ
バブルランチャーを割るために活躍します
ただ対物攻撃力アップを積んだところで即割りコンボができるわけでもなく、相手のアーマーも素の火力で剥がせてしまい、他のオブジェクトを積極的に壊しに行けるほど機敏な立ち回りはできないという点から、今回の構成では思い切って外してしまっています
個人的な感覚ではまずメインの射程管理を徹底したいです
スペシャル減少量ダウン
バブルランチャーは十分に打開の起点として使えるスペシャルなので、デスしてしまったとき用に積んでおきたいです
爆風ダメージ軽減
一振りの隙が大きいためボムを転がされやすい、空中の敵が苦手なのでジェットパックに狙われやすいという性質を持っているので、最低でも0,1(3)は必ず積みましょう
相手インク影響軽減
基本的にはリスクを取って相手のインクに飛び込むようなことはほぼないため、他のブキに比べると優先度は落ちます
ギアパワー調整案
バブルランチャー重視
- 対物攻撃力アップ 1,0(10)
- スペシャル性能アップ 2,0(20)
- スペシャル増加量アップ 0,2(6)
- スペシャル減少量ダウン 0,1(3)
- イカ移動速度アップ 0,2(6)
- インク効率アップ(メイン) 0,2(6)
- スーパージャンプ時間短縮 0,1(3)
- 爆風ダメージ軽減 0,1(3)
メイン性能アップが登場する前はバブルランチャーの弱体化も入っていなかったのでバブルランチャーを軸にした構成はかなり厄介な存在だったと思います
今の環境だとわざわざここまでスペシャルに偏らせる利点というのも減ってしまっていますが、まだ戦える構成ではあるとも思います
生存・メイン圧力重視
- インク効率アップ(メイン) 1,2(16)
- メイン性能アップ 1,0(10)
- イカ移動速度アップ 1,0(10)
- スーパージャンプ時間短縮 0,3(9)
- 爆風ダメージ軽減 0,2(6)
- スペシャル減少量ダウン 0,1(3)
- 相手インク影響軽減 0,1(3)
しっかりと射程管理を意識してメインの射撃による圧力をなるべく継続的に行えるように意識した調整です
バブルランチャーは打開時に塗りを一気に確保できればOKくらいの扱いに割り切ります
爆風ダメージ軽減は0,2(6)にすることでタンサンボムの遠爆風(35ダメージ)を3回まともに受けても耐えられるようになります