課題
ver.4.3.1で懲罰保留となったプライムシリーズを疑似2確運用します。ブキの特性とメイン性能UPの必要数から「ちょっと積み替えてスシと互角のDPSに…」とはならないのでいろいろ捨ててなんとかします。
解説
■ 捨てない ~ 運動性能
対面を有利に進めるためのメイン性能UP搭載ですから運動性能をあきらめてヒト速を削るのは本末転倒。どんなに積んでも他のブキより速くなることの決してないプライムシリーズですが、可能な限り捨てずに残すこととしました。本ビルドではこれまでに運用実績のある1.3のままとしています。上級者の方だともう少し削れるところかも知れません。
■ 我慢する ~ 機動力
イカ速は素わかば(2.016DU/f)と同等としました。本当はイカ速を0.2積んだわかば(2.088DU/f)を基準としたかったのですが、本ビルドで1.1を割くのはちょっと無理。我慢のしどころと考えます。
■ 捨てる ~ ボムでのけん制
本ビルドの核心と言える判断。ボムを捨てます。けん制手段を持たないことは運用上の大きな制約となりますが、ボムを持っていても実際にキルを取るのはメインですし、それが2発で済むとなればメリットの方が大きくなります。
■ 運用で乗り切る ~ インクの余裕
別ビルドで「メイン効率0.2で足りなければヒト状態を晒しすぎ」と割り切ったところですが、運用してみるとさらに削ることが可能でした。慣れてしまえばメイン効率は積まなくても平気。のんびり歩き撃ちしていると運動性能の高い短射程ブキが群がってくるのでその方が恐ろしく思えてきます。
考察
「2確」「中長射程」「低運動性能」「ボムなし」ということで、このビルドの競合相手は52ガロン・96ガロンとなります。以下に性能差をまとめます。
本ビルド | プライム | 52ガロン | 96ガロン | |
---|---|---|---|---|
単発ダメージ | 49.9 | 42.0 | 52.0 | 62.0 |
射撃間隔 | 8F | 8F | 9F | 12F |
DPS | 374.3 | 315.0 | 346.7 | 310.0 |
歩き撃ち速度 | 0.623DU/f | 0.550DU/f | 0.600DU/f | 0.400DU/f |
素の状態との比較で少々アレですが、疑似2確プライムの高い可能性を示していると考えます。
まとめ
- メイン性能2.4 ~ 疑似2確性能を得る。
- ヒト速1.3 ~ 対面時の運動性能を補う。
- イカ速0.2 ~ 最低限の機動力を確保する。
選択肢
いろいろと制約を書きましたが「サブウェポンを頻繁に投げることができない」以外はいたって普通。プライムシリーズ3種のどれでも運用することができます。選択のポイントはやはりスペシャルとなるでしょうか。「アメ」「小バブル」「ナイスダマ」のどれを選ぶかはお好みですが、ここでは疑似2確と親和性の高い「アメフラシ」を推奨しておきます。サブが「ポイセン」な辺りも割り切りやすいですし。
実はこのビルド、ver.4.3.1環境でそのまま疑似3確マニューバに使えたりします。クイボとの親和性も高く、プライムよりも柔軟な運用が可能な気が…。そちらはまた別ビルドとして紹介します。